2022年6月現在の日本全国ホテル展開状況について、メトロエンジンリサーチより、施設数・部屋数の推移を、全体・カテゴリー別にお届けする。
日本全国の宿泊施設数は5.5万施設、部屋数170.2万室
(本調査では、大人専用施設を除外して集計を行った。)
日本全国の宿泊施設数は、2022年6月現在、54,935施設、部屋数にして1,702,351室となった。
前回調査した2021年10月時点では、全国の宿泊施設は54,772、部屋数にして1,694,230室であったことから、全体の宿泊施設数については163施設(0.3%)、部屋数にして8,121室(0.48%)増加した。
客室数でシティホテル・リゾートホテルは増加、ビジネスホテル・旅館は減少
カテゴリー別では、ビジネスホテルが2021年10月時点の820,697室(8,791施設)から、2022年6月現在で820,594室(8,754施設)へと、103室(0.01%)減少した。
旅館は、2021年10月時点の241,498室(13,829施設)から、2022年6月現在で240,141室(13,788施設)へと、1,357室(0.56%)減少した。
シティホテルが、2021年10月時点の194,185室(1,168施設)から、2022年6月現在で195,019室(1,162施設)へと、834室(0.43%)増加した。
リゾートホテルが、2021年10月時点の125,954室(1,650施設)から、2022年6月現在で127,928室(1,667施設)へと、1,974室(1.57%)増加した。
このような結果から、比較的高価格で観光・レジャー目的での利用が多い宿泊施設が増加傾向にあり、中価格〜低価格の宿泊施設やビジネス利用を主とした宿泊施設が減少傾向にあることが分かった。
観光業界では、徐々に回復の兆しが見えているのかもしれない。
▼2021年版の日本全国ホテル展開状況はこちら
日本全国ホテル展開状況(2021年10月現在)