星野リゾートは、客室でのペットボトル入りミネラルウォーターの提供をやめ、パブリックスペースにウォーターサーバーを設置する。また、特製タンブラーを販売。11月1日に開業するリゾナーレ那須からスタートし、年内をめどにリゾナーレブランド全施設(トマム、熱海、八ヶ岳)にて展開する。
新規開業の「リゾナーレ那須」からスタート
手軽に飲み物を持ち運べる大変便利なペットボトルだが、その一方で大量のゴミが問題となっている。世界では、1分間に100万本のペットボトルが消費されていると言われており(The Guardian June 28 2017)、その状況を問題視する人々の間ではタンブラーなどエコグッズへの関心が高まってきているものの、まだまだ普及しているとは言い難い現状。
星野リゾートでは、ホテルアメニティのポンプボトル化や個包装ソープ類の撤廃、歯ブラシのリサイクルに加えて、プラスチックごみ削減に向けた活動のひとつとして「ペットボトルフリー」へ挑戦する。
今回のウォーターサーバー設置に伴い、滞在中はもちろん、旅が終わってからも日常生活で持ち歩きたくなるようなタンブラーを販売するという。
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