長崎県佐世保のハウステンボスは、2015年7月に誕生した「変なホテル ハウステンボス」を新たに増床。第3期棟「サウスアーム」として56室が加わり、全200室となり12月21日(金)に開業する。
部屋の開錠に顔認証、次世代太陽電池
生産性の高いホテルを実現しようとロボットによる接客をはじめ、建設コストの削減を企図した工法の導入や省エネルギー化に取り組んでいく。
・光熱費の自給自足向上を企図した最新のフィルム型太陽光電池の活用
・和室をコンセプトに、省電力や客室清掃の省力化を意識した空間計画
・より快適な開錠を実現するタブレット式の顔認証システムを導入
今回の3期棟では、ハウステンボスのホテルで初の和室をコンセプトにした客室が誕生。
宿泊の 約2割が海外の顧客に利用されていることもあり、和の演出により訪日滞在を満喫してもらう。
部屋の開錠の際には最先端のタブレット式顔認証システムを導入。さらに、最新のフィルム型次世代太陽電池を活用し、看板照明の電源を供給する。
出典:HIS
将来的にはスマートホテルでありながら世界的な課題とされている低炭素社会の実現のため、植物性由来の蓄電池の導入により、客室への電源供給を図っていく考え。
変なホテル1号店であるハウステンボス店では、実証実験を重ねて今後もより高い生産性と快適さを追求したホテルを目指していく。
【変なホテル ハウステンボス 3期棟「サウスアーム」概要】
敷地面積:2,069.01 ㎡、延床面積:2,400.85 ㎡
階数:地上 2 階建 構造:木造
客室数:56 室
(スーペリアタイプ 29.39 ㎡/38 室)
(デラックスタイプ 34.43 ㎡/18 室)
【既存施設 概要】
出典:HIS
長崎県佐世保市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、佐世保市には宿泊施設が88、部屋数にして4,534が提供されている。
新規開業予定は確認できなかった。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
変なホテル ハウステンボスは1期棟、2期棟で合わせて144室で12位となっているが、3期棟が追加開業することにより、合わせて200室となり、7番目の規模の施設となる見込みだ。
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