グランドプリンスホテル新高輪は、15F・16Fのクラブフロア、宿泊客専用のクラブラウンジを最上階16Fから1Fに移設し、高輪エリアの魅力である日本庭園に面するテラス席を設えた新たなクラブラウンジとして2018年12月8日(土)にリニューアルオープンする。
出典:プリンスホテル
オープンエアの「テラス席」を備えるクラブラウンジをオープン
高輪・品川エリアの4つのプリンスホテルでは、羽田空港の国際化を背景とする訪日外国人需要への対応や、JRの新駅開業などによる品川の街の発展に合わせ、各ホテルの機能を明確にするためバリューアップを進めてきた。
エリアの中で「コンベンション機能」を担うグランドプリンスホテル新高輪は、国際会議を含むMICEや連泊数の長い欧米、ASEANからの法人ラグジュアリー層などの利用を見込み、クラブラウンジを拡張する。
新たにオープンするクラブラウンジは、リニューアル前の約3倍の広さの約366平米に、席数も約4.5倍の100席へ増席し、顧客の用途に合わせて5つのエリアで過ごせる。入口にはチェックインスペースとなるレセプションを配置し、クラブラウンジとしては珍しいテラス席には、テーブル席、カウンター、デイベッドと3タイプの席を配置。デザインは、ロビーなどを含むアライバルエリアと同様に「日本庭園との調和」を意識して、日本の伝統技法や素材を取り入れている。
また、2019年の3月には、リビングルームを備える約120平米のスイートルームを2室増室(合計5室)し、海外を含むMICE 需要やエグゼクティブ層に対応する。
プリンスホテルは、隣接の品川プリンスホテルについても、映画館やボウリング、ライブホールなどエンターテインメント施設を多く備えるアネックスタワーのロビーと上層階3フロア(83室)を若年層を意識したデザインを取り入れリニューアルする予定(既報)。
また、11月21日には札幌プリンスホテルを訪日客やMICE需要に合わせてリニューアル実施を発表(既報)するなどMICE関連の改革の動きを加速している。
【合わせて読みたい】