JNTOの本日2月20日の発表によると、2019年1月の訪日外客数は、前年同月比7.5%増の268万9千人。2018年1月の250万1千人を約18万人上回り、1月として過去最高を記録した。
中国(19.3%増の 75万4千人)、台湾(10.5%増の38万8千人)においては、航空座席供給量の増加に加え、今年は、旧正月(春節)が 2月上旬となったことによる1月末の訪日需要の高まりもあり、前年同月比 2 桁増の高い伸びを記録した。また、豪州(16.0%増の8万1千人)ではスキー、米国(12.2%増の10万3千人)ではクルーズの需要が好調で、高い伸びを記録した。
他方で、韓国は、前年同月比では3.0%減の77万9千人であった。新規就航や増便により航空座席供給量は増加したものの、単月過去最高を記録した前年同月を下回った。また、香港は、前年同月比3.9%減の15万4千人であった。
市場別では、豪州で単月として過去最高を記録。14市場(中国、台湾、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、スペイン)で1月として過去最高を記録した。
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