アスコット社は、NTT都市開発が開発中の「横浜日本大通りプロジェクト」におけるホテルの運営委託契約を締結した。これにより、サービスレジデンス・ホテル「Citadines(シタディーン)」(242室)の日本国内5軒目を2023年夏に開業する運びとなった。
横浜日本大通りプロジェクト、242室、カジノも期待
宿泊施設のオーナー兼オペレーターとして業界をリードしているアスコット社は、世界30カ国180都市で、「アスコット」「サマセット」「シタディーン」「ライフ」など計13ブランドを展開。
そのアスコット社のサービスレジデンスブランド「Citadines(シタディーン)」が、2023年夏に同ブランドの国内5軒目を、初めて横浜に開業。
これまで「シタディーン新宿東京」(2009年3月開業)をはじめとして、東京に2軒、京都に1軒、大阪に1軒を展開しており、その他の日本国内において展開・開発中の全4ブランドを合わせるとこれが10軒目となる。
今回、「Citadines(シタディーン)」の開業が決定したNTT都市開発株式会社による「横浜日本大通りプロジェクト」は、みなとみらい線日本大通り駅から至近の利便性に優れた場所に位置。
地上17階・地下2階建て、延床面積約13,800㎡の建物で、客室数242室を計画。関東圏の主要都市である横浜市のビジネスエリアへのアクセスも便利で、徒歩圏内には横浜公園や山下公園など緑も豊か、赤レンガ倉庫や横浜中華街など人気の観光名所も多数ある。
また、東京、大阪、京都に次ぐデスティネーションとしての横浜は、政令指定都市人口数第一位であり、今後はカジノの誘致を期待されるなど、さらなる発展が見込まれている都市でもあることから今回の開業計画に至ったという。
出典:アスコット
横浜市中区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、横浜市中区には宿泊施設が136、部屋数にして12,779室が提供されている。
新規開業予定は12施設、部屋数にして2,289室が新たに供給される見込み。
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