CANDY-HOUSE-JAPAN株式会社が製造するスマートロック「SESAME(セサミ) 」と、日本仕様にさらに進化した、世界最小・世界最安値・世界最多機能「SESAMEmini(セサミミニ)」は、この度メトロエンジン株式会社が運営している民泊ダッシュボードと事業提携する。
ビックデータ分析、APIの活用によりサービスの向上・効率化を実現
「セサミミニ」は、日本のクラウドファンディングサイト「Makuake」にて、支援開始1ヶ月半で9,000万円(9,000%)を達成、歴代3位で支援金を集めているスマートロック。
また、メトロエンジン株式会社は、宿泊業界を中心にリアルタイムのビックデータから人工知能・機械学習を活用し価格の設定を行うダイナミックプライシングツールを開発、提供している。同社が提供する民泊クラウドサービス「民泊ダッシュボード」は、ネット上のプラットフォームでの一括管理で民泊運営の自動化を手助けするサービス。
宿泊業界で非常に注目され、今年8月には多くの企業から約7億円もの資金調達を達成したメトロエンジンは民泊の無人管理サービスに、スマートロック「セサミ」「セサミミニ」のシステムを導入している。
民泊ダッシュボードと連携することで、民泊ホストはインターネットのダッシュボード上で、簡単に複数物件の鍵の開け閉めを同時に管理したり、ゲストに鍵をシェアしたり、ゲストの予約時間に合わせて鍵のアクセス権を制限したりする事ができるようになる。
また、今後セサミを導入することによって宿泊客の「予約行動」だけではなく、鍵の開け閉めによる入室のビッグデータを随時収集し、リアルタイム・データに基づき、人工知能を用いた徹底的な分析および客室単価の算出を行う。さらに算出された客室単価が適正か否かを機械学習により繰り返し検証させることで、業務効率化、コストの削減及び顧客へのサービス向上が望める。
CANDY-HOUSEは、日本で唯一API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を一般公開しているスマートロック企業。さらに高性能・高反応となった新APIの公開によって、セサミの機能と様々な事業者が提供する他の機能と繋がり、新しいサービスの体系を構築することができる。また、企業向けだけでなくAPIを一般公開することによって、SiriやAmazon-Dash-Buttonとセサミスマートロックを連携する等、ユーザーが個人単位でカスタマイズして利用することもできる。
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