レジデンシャルホテルなどの運営事業を展開するREAH Technologies(リアテク)は、2020年2月、大阪市に特区民泊制度を活用したレジデンシャルホテル仕様の宿泊施設である「BON Condominium Namba Ebisu」と「BON Condo Umeda East」の2棟を開業した。
特区民泊制度活用のレジデンシャルホテル
今回開業した施設は、いずれも同社の独自ブランド“BON(ボン)シリーズ”の施設で、最新のテクノロジーを活用し、顧客に“暮らすように旅する”滞在スタイルを提供するという。
2棟の施設はそれぞれ、通天閣で有名な“最も大阪らしい街”新世界と、“西日本最大の繁華街”梅田から徒歩圏内に位置し、大阪観光に最適な立地となっている。
また、施設内には無人チェックインシステムやスマートロックなど、最新のIoTを採用しており、安心・快適に過ごせるとのこと。部屋数は、難波恵美須で最大定員5名の客室を18室、同4名の客室27室、梅田東で同4名の客室を40室用意している。
今回の開業により、BONシリーズのうちレジデンシャルタイプの施設は計8棟となり、部屋数は300室を上回ったとのこと。
【両施設概要】
名称:BON Condominium Namba Ebisu(ボンコンドミニアム難波恵美須)
開業:2020年2月4日(火)
所在地:大阪市浪速区日本橋5-4-6
アクセス:大阪メトロ堺筋線 恵美須町駅から徒歩2分
客室数:2タイプ 45室
定員:198名
宿泊料金:1室1万2千円~(税・サ込)
※時期によって料金は変動。
名称:BON Condo Umeda East(ボンコンド梅田イースト)
開業:2020年2月10日(月)
所在地:大阪市北区西天満3-13-14
アクセス:大阪メトロ堺筋線・谷町線 南森町駅から徒歩5分
客室数:2タイプ 40室
定員:160名
宿泊料金:1室1万2千円~(税・サ込)
※時期によって料金は変動。
大阪市浪速区・北区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、大阪市浪速区には宿泊施設が174、部屋数にして8,599室が提供されている。民泊物件は3,601が確認された。
また、大阪市北区には宿泊施設が157、部屋数にして19,327室提供されている。民泊物件は536が確認された。
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