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帝国ホテル東京「村上信夫の”人生はフルコース”」ラ ブラスリーにて3月15日まで

投稿日 : 2020.02.20

東京都

ホテル内レストラン

帝国ホテル 東京は、帝国ホテルの初代総料理長を務めた村上信夫氏が、在職中に書き上げた数多くのレシピから選定したメニューを、現代風にアレンジしてフルコース仕立てで届ける「村上信夫の”人生はフルコース”」をトラディショナルダイニング「ラ ブラスリー」にて3月15日(日)まで開催する。

帝国ホテルの料理は近代フランス料理の祖と呼ばれるオーギュスト・エスコフィエの伝統的な料理法の基本を忠実に守ったものだという。また、村上氏が受け継ぎ、守り続けた味と伝統は現在も帝国ホテルの厨房に受け継がれているという。

「村上信夫の”人生はフルコース”」では、村上氏が生涯を通じて研究を重ね、書き残した膨大なメニューの一部を、現代風にアレンジしてフルコースに仕立てて提供する。コースは前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートの計5品を用意する。

ムッシュと親しまれた村上氏が生前に残した数多くのレシピの中から、現代風にアレンジしたフルコースで届ける。今も受け継がれるムッシュの味を、ラ ブラスリーで堪能できる。

出典:村上信夫の”人生はフルコース”

【村上信夫の”人生はフルコース” 概要】

村上信夫氏の残したレシピは現代のレストランで提供されていても違和感がないと料理人たちが感じるほど完成度が高く、時代を超えて受け継がれている。それらのレシピから前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートをセレクトし、現代風のフルコースに仕立てて提供している。

場所:ラ ブラスリー(タワー館地下1階)

期間:2020年1月16日(木)~ 3月15日(日)

時間・料金:13,500円 (消費税込、サービス料別)
ランチ 11:30~14:30 (L.O.)
ディナー 17:30~21:30 (L.O.)
※食材の都合により、メニュー内容等が変更となる場合がある。

メニュー :

〈アミューズブーシュ〉
小海老と蟹のカクテル

〈前菜〉
アンディーヴと帆立貝のサラダ オレンジ風味

〈スープ〉
帝国ホテル伝統のコンソメスープにフォワグラのラビオリを浮かべて

〈魚料理〉
鱸のアーモンドバターロースト “カフェ・ド・パリ風”

〈肉料理〉
鶉のパイ包み焼き ペリグーソース ”スー・ラ・サンドル”
または
国産牛サーロインのステーキとポテトのガレット シャスールソース(+1,500円)

〈デザート〉
苺のバヴァロワ

コーヒー

[村上 信夫 氏(1921~2005年)プロフィール]

第11代料理長/初代総料理長

・1921年 5月27日 東京に誕生。
・1939年 見習いとして帝国ホテル入社。
・1955年 渡欧し、ベルギーの日本大使館、57年にはフランスのリッツ パリで学ぶ。
・1958年 日本初のブフェレストラン「インペリアルバイキング」の開店に尽力。
・1964年 東京オリンピック選手村食堂の料理長の一人として活躍。
・1969年 帝国ホテル11代料理長に就任。
・1975年 英国エリザベス女王来日の際の午餐会にて、のちに帝国ホテルの名物料理のひとつとなる「海老と舌平目のグラタン”エリザベス女王”風」を提供。
・1984年 黄綬褒章 受章。
・1985年 現代の名工 受章。
・1994年 初代総料理長に就任。
・  同年 勲四等瑞宝章 受章。
・2000年 フランス農事功労章 シュヴァリエ 受章。
・2005年8月2日 84歳で永眠

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