観光庁は若者の「海外体験」を促進するための国民的ムーブメントを醸成しつつ、関係者が連携して応援プログラムを策定するため、これまで準備会合を進めてきたところ、1月24日(木)に「若者のアウトバウンド推進実行会議」を初めて開催する。
若者のアウトバウンド「海外体験」を促進
近年、若者の海外旅行離れに関する様々な指摘がされている一方、観光先進国実現のためには、各国との双方向の人的交流を拡大させることの重要性が指摘されている。
観光庁では、2018年7月に若者のアウトバウンド活性化に関し、観光政策の観点のみならず、日本が進めるグローバル化の観点も踏まえながら、今後、若者のアウトバウンドの活性化に関わる関係者が取り組むべき方針をとりまとめた。
とりまとめでは、より多くの若者が豊かな「海外体験」を得ることができるようにするための課題に対して講じるべき具体策として、「若者による海外体験を広げていくための国民的ムーブメントの醸成」を始め、関係者が取り組むべき多くの施策が提案された。
このような状況を踏まえ、国、観光関連業界、経済界、教育界等の関係者が連携して若者の海外体験を広げていくための国民的ムーブメントを醸成しつつ、若者の「海外体験」応援プログラムを策定するため、観光庁では「若者のアウトバウンド推進実行会議」を開催する。
【同会議 概要】
日時:2019年1月24日(木)10:00~12:00
会場:合同庁舎3号館11階特別会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
議題:(1)我が国のアウトバウンドの現状と課題(2)応援プログラムの策定等について
構成員:
越智 良典 一般社団法人日本旅行業協会 理事・事務局長
若井 茂 一般社団法人全国旅行業協会 事務局長
大畑 貴彦 一般社団法人日本海外ツアーオペレーター協会 会長
フレデリック・マゼンク 駐日外国政府観光局協議会 会長
陳内 裕樹 グーグル合同会社 観光立国推進部長
上田 正尚 一般社団法人日本経済団体連合会 産業政策本部長
岡田 俊二 公益財団法人全国修学旅行研究協会 事務局長
などのほか、文部科学省、外務省、経産省、観光庁の関連省庁が参加する。
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