東京オリンピックにおいて、野球・ソフトボールが開催される横浜スタジアム。ベイスターズの本拠地でもある同球場は、改装により3,5000人を収容する。神奈川県横浜市中区に所在する同球場周辺ホテル展開状況をお送りする。
野球日本代表「侍ジャパン」、メジャー選手の参加に注目
日本では人気ナンバーワンと言っていい野球とソフトボールだが両競技は、前回リオ、前々回のロンドン大会では開催されず、残念ながら次回パリ2024大会では不開催となることが決定している。東京2020大会においては、開催都市提案による追加種目として実施される。
なお、パラリンピックの会場としては使用されない。
アメリカに次ぐ野球大国の日本。メダル獲得には常に高い期待が寄せられてきた。過去5大会では、アトランタ1996大会で銀、バルセロナ1992大会とアテネ2004大会で銅メダルを獲得している(シドニー2000大会、北京2008大会はともに4位)。
アテネ以降の大会では全てプロ選手のチーム編成となっているが、日本プロ野球に加えてメジャーに渡った選手を含めたドリームチームとなるのかどうかが、「侍ジャパン」勝敗の鍵を握ることになりそうだ。
メジャー選手の参加の有無は2028年以降の野球の五輪種目復活にとってもポイントになりそうだ。
ソフトボールは、日本が北京2008大会で優勝。今回も最大の強敵アメリカを破れるかどうかが優勝の鍵となる。
横浜市中区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、横浜市中区には宿泊施設が107、部屋数にして12,278室が提供されている。
新規開業予定は10施設、部屋数にして4,068室が新たに供給される見込み。
何と言っても、注目は、「アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>」(2019年9月20日開業、2,311室)で、日本最大級の客室数を誇る。
横浜市中区のホテル展開は、みなとみらい地区から中華街付近に集中しており、横浜スタジアム周辺半径2キロ圏内には、宿泊施設が127、部屋数にして13,127室が提供されている(西区内を含む)。
また、同圏内の新規開業予定は、11施設、4,461室と激増を予定している。
横浜市では、五輪大会中のホテル不足を補うために、停泊したクルーズ客船をホテルとして活用するホテルシップの活用を予定している。
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