阪急阪神ホテルズでは、宝塚ホテルの移転計画を進めており、このたび新ホテルの開業日が2020年5月14日(木)に決定。新ホテルの開業に伴い、現在の宝塚ホテルは2020年3月31日(火)の宿泊利用をもって営業を終了する。
90年余にわたり培ってきた伝統を新ホテルへ
出典:阪急阪神ホテルズ
1926年(大正15年)5月14日の開業以来、90年余の永きにわたり培ってきた伝統を新ホテルへ伝えるため、阪神間モダニズムと称されるクラシカルなデザインを継承。
切妻屋根の壁面などに描かれている植物モチーフのレリーフや、建物の外壁を特徴づけるドーマー窓と半円形屋根、アーチ付き天井を持つ回廊、階段の手すりに施された装飾などを復元するとともに、現在のホテル館内に飾られている緞帳(どんちょう)や宴会場内のシャンデリアを新ホテルに移設し、今後も宝塚の街のシンボルとして愛されるホテルを目指す。
宝塚大劇場へは徒歩1分、阪急宝塚線「宝塚駅」より徒歩約4分、JR宝塚線「宝塚駅」より徒歩約7分の好立地。
【宝塚ホテル移転計画 計画概要】
計画地:兵庫県宝塚市栄町1丁目1番33号(現在地:兵庫県宝塚市梅野町1-46)
開業日:2020年5月14日(木)
予約受付開始:2019年8月1日(木)10:00~※宿泊のみ
フロア構成:
3~5階 客室(200室)
2階 レストラン(3店舗)、中宴会場
1階 メインロビー、フロント、大宴会場、小宴会場(2室)、ラウンジ、売店
地下1階 駐車場
出典:阪急阪神ホテルズ
兵庫県宝塚市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、宝塚市には宿泊施設が10、部屋数にして563室が提供されている。
現在の宝塚ホテルは129室であり、新ホテルとして開業すると200室へ客室数も拡大される見込み。
移転開業すると135室で現在客室数トップの宝塚ワシントンホテルを抜いて、同市内では最大となる。
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