西武鉄道と、triplaでは、triplaが開発するAIとオペレーターが4言語(英語、繫体字、簡体字、韓国語)で問合せ対応するコンシェルジュサービス「triplaチャットボットサービス」の実証実験を2019年1月15日(火)より西武新宿駅で開始する。
出典:tripla
新宿から川越観光、訪日外国人向け案内コンシェルジュ
同実証実験は、西武ホールディングスとtriplaがすすめる先端技術の活用として、急増する訪日外国人への円滑な案内による満足度向上・駅係員の業務負荷軽減を目的として実施するもの。
西武新宿駅に「triplaチャットボット」のQRコードを記載したポスター・パンフレットを設置し、顧客自身のスマートフォンやタブレット端末などで利用してもらうもので、主に西武新宿駅から川越観光の玄関口である川越駅へ出かける訪日外国人を対象に、駅構内の案内や観光情報についてチャットボット(人工知能を活用した自動会話プログラム)で問い合わせに対応する。
西武新宿駅では、2018年度末に完成予定のリニューアル工事を実施しており、池袋駅に次いで2箇所目となる訪日外国人向け観光案内所「西武ツーリストインフォメーションセンター新宿(仮称)」の開設も予定。今後も訪日外国人の顧客にも快適なサービスを提供していきたい考え。
【実証実験 概要】
1.実証実験期間
2019年1月15日(火) ~1年間(予定)※予定実験件数に達した時点で実験を終了。
2.実験内容
西武新宿駅から川越観光に向かう訪日外国人に対するAIまたはオペレーターによる案内業務および西武新宿駅構内の案内業務
3.対応言語
4言語対応(英語、繫体字、簡体字、韓国語)
triplaチャットボットサービスは、観光事業者(主に宿泊施設)に特化した 「AI(人工知能)とチャットオペレーター(人的)」 双方による多言語チャットボットサービス(問い合わせ対応のコールセンター機能)。
施設案内、周辺の観光情報などの問合わせ、周辺飲食店の予約手配、タクシー手配、アクティビティ手配などの対応ができるコンシェルジュサービスとなり、簡単な質問にはAIが、複雑な質問にはオペレーターが、多言語で顧客に対応する。
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