京都駅にも近いJR「丹波口」駅から徒歩約4分の好立地に、「エスペリアホテル京都」が2019年4月末開業。事業主は総合不動産ディベロッパーのサムティ、運営はグリーンホスピタリティーマネジメント。京都市下京区と丹波口周辺のホテル展開状況を合わせてお送りする。
出典:エスペリアホテル京都
関西地区初のエスペリアホテル
全国各地でホテル開発・運営に携わる株式会社グリーンホスピタリティーマネジメントはこの度、総合不動産ディベロッパーのサムティ株式会社から同社所有のホテルである「エスペリアホテル京都」の運営を受託し、来春2019年4月末に開業予定であることを発表した。
同ホテルは京都駅から一駅3分のJR「丹波口」駅から徒歩約4分、五条通に面し、京都水族館や京都鉄道博物館、西本願寺などが徒歩圏内にある好立地にオープン。1室2名の利用を基本とした客室165室を有し、高まるインバウンドゲスト需要にも応えうる宿泊主体型ホテルとして、朝食を提供するレストラン1店舗に加え、旅の疲れを癒す大浴場も設置する。
エスペリアホテルはサムティ株式会社のホテルブランドで、現在は九州で2店(長崎、福岡)が稼働し、いずれも同社が運営を手掛けている。
所在地:京都府京都市下京区中堂寺壬生川町22
客室数:165室(全室禁煙)
京都市下京区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、同ホテルが開業する下京区には宿泊施設が550、部屋数にして13,965が提供されている。
京都市内の宿泊施設は2,342、部屋数にして40,720となっており、下京区は京都市全体の35%を占める市内で最大の宿泊施設展開地域である。
新規開業予定も12施設、部屋数にして1,403予定されている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
同ホテルが開業する丹波口駅付近には、京都駅周辺や五条駅周辺に比べると大規模な宿泊施設が少なく、小規模な宿泊施設や民泊施設が同ホテル周囲の競合となる見込み。
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