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楽天、完全キャッシュレス「スマートスタジアム」

投稿日 : 2019.01.13

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楽天グループは、プロ野球「楽天イーグルス」のホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」およびJ1プロサッカー「ヴィッセル神戸」のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」において、両チームの2019年開幕戦より順次、完全キャッシュレス化する「スマートスタジアム構想」を発表した。

出典:楽天

「楽天生命パーク宮城」と「ノエビアスタジアム神戸」で提供

同取り組みにより、チケットや飲食、グッズなど両スタジアム内において購入できるものは、現金決済に代わり原則すべて、スマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」、電子マネー「楽天Edy」、共通ポイントカード「楽天ポイントカード」、「楽天カード」およびMastercard・American Express・Visa・JCBブランドの各種クレジットカード、「楽天銀行デビットカード(JCB/Visa)」を含む各種ブランドデビットカードでの決済となる。

また、「スマートスタジアム構想」として、今後も、モバイルを活用した先進的なサービス・演出や、試合・動画コンテンツの活用、次世代の観戦スタイルの提供などを含め、「楽天エコシステム」を通じて、これまで以上に便利でストレスフリーな観戦体験の実現を目指す。

なお、完全キャッシュレス化にあたり、お得さと便利さを楽しみながら体感してもらえるように、来場する顧客へのサポート施策や一定条件・期間でビールが半額になるなどのキャンペーンの実施を予定している。

楽天グループでは、昨今、注目を集めているQRコードによる決済を含む「楽天ペイ(アプリ決済)」をはじめ、「楽天Edy」、「楽天ポイントカード」、「楽天カード」など、キャッシュレスで決済可能な様々なサービスを提供。

いずれも支払い時に購入額に応じて「楽天スーパーポイント」を貯めることができるほか、小銭を探す手間やお釣りの受け渡しミスもなくなるため、よりスムーズに会計を済ますことができるなどのメリットがある。

「楽天イーグルス」や「ヴィッセル神戸」のファンにも、こうしたキャッシュレス決済のお得さ、便利さを体感してもらえるように、両スタジアムでの完全キャッシュレス化に取り組むことを決定したという。

 また、日本のキャッシュレス比率が先進国の中でも低いことが指摘されていることから、楽天としてもスポーツ観戦時における決済に関わるストレスを減らし、キャッシュレス決済に触れてもらう機会を創出していくことで、日本におけるキャッシュレス決済普及を後押ししていきたいと考えているという。

「楽天生命パーク宮城」では、2006年3月から「楽天Edy」、2018年7月には売り子販売で国内初となる「楽天ペイ(アプリ決済)」による決済を導入。また、2016シーズンにはファンクラブ会員のメンバーズカードとして「楽天ポイントカード」を採用し、「楽天スーパーポイント」による決済が可能な店舗も拡充。

「ノエビアスタジアム神戸」でも、2013年3月からクレジットカード決済や「楽天Edy」を導入したほか、2016シーズンからはファンクラブ会員のメンバーズカードとして「楽天ポイントカード」を採用するなど、キャッシュレス化を推進してきた。

いずれも対応箇所が限られていたため、開幕戦より、両スタジアムにおいて対応するキャッシュレス決済サービスおよび対応店舗を拡充し、完全キャッシュレス対応を目指す。

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