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楽天、神戸市と包括連携協定を締結

投稿日 : 2018.12.01

兵庫県

インバウンド

神戸市と楽天は本日12月1日(土)に、同市の市民サービスの向上および地域の活性化を目的とし、インバウンドの推進や人材育成支援などで包括連携協定を締結した。

出典:神戸市/楽天

キャッシュレス決済、インバウンド観光客誘致

同協定に基づき、楽天と神戸市は、以下6項目において、連携および協働を推進する。
■ 包括連携協定の主な内容
(1)神戸の魅力の向上と発信に関する事

・EC人材の育成・ECビジネスを活用した新たな仕事の創出
・楽天サービスを活用した神戸の魅力PR

(2)インバウンドの推進に関する事

・キャッシュレス決済の推進
・インバウンド観光客誘致の促進

(3)ふるさと納税の推進に関する事項

・効果的なふるさと納税促進の仕組みづくり

(4)大学等と連携した人材育成支援に関する事項

・地域や社会課題解決に向けた大学等との連携事業の推進

(5)スポーツを通じた地域貢献に関する事項

・ヴィッセル神戸との連携による神戸の魅力発信

(6)神戸のまちの活性化等に関する事項

・図書館を活用した市民サービスの向上
・マイナンバーカードの普及啓発
・キャッシュレス決済の推進
・市民サービスの向上に資するICTの活用

楽天は、2007年に神戸支社を開設し、Eコマースサービスを活用した神戸ブランドの発信や市内事業者の業務支援を行ってきた。神戸市をホームタウンとする「ヴィッセル神戸」の運営にも2015年より参画し、スポーツを通じた地域振興にも力をいれている。さらに、本年6月には、楽天グループが展開する電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」に関する協定に基づき、より利便性の高い図書館サービスを市民に提供するための連携も始まっている。
同協定において、楽天のこれまでの産学連携の実績と経験を生かした人材育成や、インバウンド観光需要の増加を見越した先駆的な受け入れ体制の強化、楽天技術研究所との連携による最新技術の導入など、神戸市の若者の未来を見据えながら、様々な取り組みを実施していく。
すでに、楽天技術研究所内の未来店舗デザイン研究室において、地域課題の解決に取り組む学生インターンシッププログラムの実施も2019年に計画している。
楽天は今後、楽天グループの多岐にわたるサービスやテクノロジーを通じて、神戸のまちづくりおよび地域社会のさらなる発展へと寄与することを、神戸市と共に目指していくという。

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