オリックス不動産株式会社は、このたび、運営する「クロスホテル札幌」において、客室の大規模リニューアルを行う。地元北海道のアーティスト作品が楽しめる「アートルーム」66室が登場する。
地元北海道のアーティスト作品が楽しめる「アートルーム」
出典:オリックス
4階から13階のスタンダードフロアの客室(136室)について、壁や床などの表層の改装のほか、ベッドなどの家具や設備のリニューアルを行う。デザインをより洗練させ地域の歴史や文化、“札幌の今”を感じることができる空間づくりを目指すという。
2021年4月末に全ての工事の完了を予定しており、改装済みの14階から17階の特別フロア「クロスフロア」と併せて、全181室が生まれ変わる。リニューアルが完了した客室から順次宿泊が可能とのこと。
9階から13階の全客室66室は、「アートルーム」として、北海道で活躍する8組のアート作家の作品を展示。全て同ホテルのために制作された作品で、アートに触れる時間を過ごせる。「アートルーム」は、2020年5月1日(金)チェックイン分より宿泊可能で、2020年3月1日(日)より予約を受け付けるという。
同ホテルでは、札幌における現代アート市場の活性化を目的に、客室に北海道在住の作家の作品を展示・公開する期間限定イベントを2013年から開催するなど、地域の文化の発信に取り組んでいる。
<参加作家>※順不同、敬称略
TOYTOY、伊賀信、CHIE、小林龍一、阿部耕三、高橋弘子、田中マリナ、WABISABI
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