小田急電鉄、UDS、TAD、ステイジアキャピタルの4社は、スリランカにおいてリゾートホテルの共同開発に着手することを本日2月20日発表した。
総額約25億円、スリランカ・ミリッサで2020年度の開業
スリランカは2009年の内戦終結以降、国内情勢安定化を背景に復興需要などで高い経済成長をみせている。8つの世界遺産や豊かな自然、四方を囲む海でのアクティビティ、アーユルヴェーダなど豊富な観光資源を有している同国は経済成長の加速とともに外国人旅行者も増加している。一方で、30年に及ぶ内戦の間ホテル開発が止まっていたことから、国全体として宿泊施設が不足している状態にある。
日本を中心に海外においてもホテル事業を展開している小田急グループでは、これまでにない人口減少時代を迎える日本の環境を背景に、海外成長マーケットでの事業展開の検討を進める中で、観光業をはじめとして高い可能性を持つスリランカに着目していた。
そしてこの度、スリランカの成長につながるビジネスのコーディネイトや投資事業などを行なっている現地企業TAD 、そして海外不動産投資コンサル事業を行なっているステイジアキャピタルと共同で、スリランカの豊かな魅力を生かしたリゾートホテル開発に取り組むこととした。総額約25億円を予定し、スリランカ・ミリッサで2020年度の開業を目指して開発に着手する。
【合わせて読みたい】
UDS「ONSEN RYOKAN YUEN SHINJUKU」2019年春開業