”コロナ倒産最新情報、今春注目の新規ホテル・人事”
【編集部ピックアップ】
影響甚大、相次ぐ新型コロナウイルス関連倒産、多業種まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大によりインバウンドの激減、国内でのイベント中止に伴い、多方面において倒産が相次いでいる。10−12月期の経済状況もGDP年率換算7.1%減少が発表。感染が拡大した1-3月期はさらなる落ち込みが確実で極めて深刻な経済不況に陥る事態となった。
航空業界初の感染症関連倒産、英地方航空のフライビーが破産
新型コロナウイルスの感染拡大による航空需要の減少で、航空業界としては初の関連倒産が発生。イギリスの地域航空会社のフライビー(flybe)は3月5日、破産を申請、全便の運行を停止した。感染拡大に伴う入国制限は各国で加速しており、同業界でさらに倒産が拡大する恐れがある。
新型コロナウイルスの影響で猪苗代町の「田村屋旅館」が倒産
有限会社田村屋旅館（資本金2000万円、福島県猪苗代町蚕養字沼尻山甲2855、従業員5名）は、3月6日に福島地裁会津若松支部へ民事再生法の適用を申請した。業歴100年を超える老舗で震災と原発事故の風評被害に努めたが、今期の暖冬によるスキー客の減少と新型コロナウイルスの影響で力尽きた。
【ホテルバンク注目の今春開業・新規人事ランキングトップ１０】
1位 「THE BASICS FUKUOKA」2020年3月1日開業
株式会社エフ・ジェイ ホテルズは、「THE BASICS FUKUOKA ザ・ベーシックス福岡」(福岡市博多区博多駅東2丁目、238室)を2020年3月1日に開業する。
2位 ヒルトン東京、ロジャー・ブランツマ氏が新総支配人就任
ヒルトン東京（新宿区西新宿6-6-2）の総支配人に、2020年2月10日付でロジャー・ブランツマ（Roger Brantsma）氏が就任した。
3位 「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」2020年5月開業
ホテルオークラの子会社でホテル運営会社であるオークラ ニッコー ホテルマネジメントは、ヒューリックホテルマネジメントと「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」に関する運営管理契約を2019年9月30日に締結した。
（「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」2020年5月1日開業）
4位 「ホテルWBFイルオナイ小樽」2020年5月1日開業
国内に28のホテル（グループ合計38ホテル）を展開するWBFホテル＆リゾーツ株式会社は、2020年5月1日（金）初進出エリアとなる小樽に「ホテルWBFイルオナイ小樽」(92室)を開業する
5位 「ホテル日航つくば」「ホテルJALシティつくば」2020年4月1日リブランド開業
オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、「オークラフロンティアホテルつくば」について、つくば駅に隣接したメインビル「オークラフロンティアホテルつくば 本館」を「ホテル日航つくば」に、国際会議場に直結した「オークラフロンティアホテルつくば エポカル館」を「ホテルJALシティつくば」にリブランドし、2020年4月1日に開業する。
6位 「ホテルメトロポリタン 川崎」2020年5月開業
首都圏を中心にホテルを展開する日本ホテル株式会社は、「川崎駅西口開発計画」の一環として川崎に開業を予定しているホテルの名称と開業月を決定した。
（ホテルメトロポリタン川崎、若手作家作品〝アートとの出会い“
来年5月開業のホテルメトロポリタン川崎が飲食店情報を公開）
7位 フォーブス、新ブランド「TenzaHotel」札幌・仙台・博多
株式会社フォーブスは、レオパレスホテルズ（札幌・仙台・博多）の運営を引き継ぎ、2020年3月の仙台を皮切りに、新ブランド「TenzaHotel」ホテルを順次オープンする。
8位 帝国ホテル、徳丸 淳氏が4月1日付で代表取締役就任
株式会社帝国ホテルはこのたび代表取締役に徳丸 淳氏（現取締役）が2020年4月1日付けで就任することを発表した。現在の代表取締役である小林 哲也氏は一旦取締役となった後、6月の定時株主総会終結後に退任し特別顧問となる予定。
9位 「EN HOTEL Kyoto」2020年3月25日開業
全国で17のホテルを運営するThe COURT株式会社は、京都市下京区の四条烏丸エリアに、「EN HOTEL Kyoto」(108室)を開業する。
10位 スイスホテル南海大阪、フレイザー・マッケンジー氏が総支配人に就任
スイスホテル南海大阪（大阪市中央区難波5-1-60）は、フレイザー・マッケンジー氏が総支配人として就任した。
