(出典:リゾートトラスト株式会社)
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜は、2025年9月に開業5周年を迎えるにあたり、横浜市および公益財団法人横浜市緑の協会と連携し、ブッフェ料理で消費しきれなかった果物や野菜をよこはま動物園ズーラシアに提供する取り組みを開始する。これは、食品ロス削減と資源循環の促進を目的としたものである。
(出典:リゾートトラスト株式会社)
同ホテルでは、朝食ブッフェや「Chef’s Dining Buffet × World Gourmet Collection」、「Premium Buffet 極-KIWAMI-」など多彩な料理を提供しており、徹底した食材管理に努めているが、衛生管理の観点から一定時間を過ぎた料理は再利用できず、食品ロスの課題を抱えていた。地域内での資源循環は同ホテルの理念であるローカルリスペクトに合致し、今回の協働につながった。
提供される食品はオレンジ、パイナップル、ドラゴンフルーツ、グレープフルーツなどであり、よこはま動物園ズーラシアにおいて2025年8月30日の「ナイトズーラシア」および9月6日の「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」でインドゾウやチンパンジーのおやつとして活用される予定である。イベント当日には飼育員による特別ガイドが行われ、動物が果物入りの氷を楽しむ様子を来園者が観覧できるほか、食品がホテルから動物園に届くまでの過程を紹介するパネル展示も実施される。
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜は、2020年9月にハワイ・ホノルルの「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」のグローバル展開第一弾として開業し、「Timeless Luxury 時を忘れ、時を超え、時を刻む。」をブランドコンセプトに掲げている。
現在は開業5周年を記念した「Premium Buffet 極-KIWAMI-」を開催し、鮑や松茸などの高級食材を使った料理を提供しているほか、「Chef’s Dining Buffet × World Gourmet Collection」では中国料理、日本料理、西洋料理、ペストリーの4人の料理長によるシグネチャーディッシュが並び、黒毛和牛のしゃぶしゃぶや北京ダックのカービングなど多彩な料理を楽しむことができる。