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2025年秋開業予定の「キャプション by Hyatt 兜町 東京」、DBJ Green Building認証を達成

投稿日 : 2024.09.11

東京都

ホテル関連ニュース

平和不動産株式会社は、日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトの一環として同社が開発し、2025年秋に開業予定のライフスタイルホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」の建物が、「DBJ Green Building認証(プラン認証)」を取得したことを発表した。この認証は、極めて優れた「環境・社会への配慮」が評価されたものである。

「キャプション by Hyatt 兜町 東京」は、平和不動産株式会社が進めるサステナブルな街づくりの象徴となるホテルである。木造ハイブリッド構造を採用し、積極的な環境負荷低減施策を導入している。また、防災・防犯対策を強化するとともに、地域コミュニティーとの連携にも力を注いでいる。ホテル開業後も、ホテル運営者であるハイアット社と協力しながら、環境や社会に配慮した取り組みを継続して行い、日本橋兜町・茅場町の再活性化を推進し、さらに魅力的な街づくりに努める方針である。なお、同ホテルの開発は、国土交通省が実施する「令和4年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」に採択されている。

日本橋兜町・茅場町エリアでの「DBJ Green Building認証」は、既に東京証券取引所ビルや日証館、KITOKI、KABUTO ONEといった既存および新築物件で取得されており、同エリアでは5棟目の取得予定となる。このように、地域全体で環境に配慮した取り組みを継続しており、今後もサステナビリティ経営をさらに強化することで、持続可能な社会の実現に貢献する考えである。

「DBJ Green Building認証」は、日本政策投資銀行(DBJ)が創設した制度であり、環境や社会に配慮した不動産「Green Building」を支援することを目的としている。この認証は、物件の環境性能だけでなく、防災対策や地域コミュニティーへの配慮といった様々なステークホルダーへの対応を含む総合的な評価に基づいて行われる。これまでオフィス、物流施設、商業施設、共同住宅の4つの用途が対象であったが、2024年4月1日よりホテル版が新たに設立された。

同社は、東京、大阪、名古屋、福岡など日本の金融市場の中枢機能を担う証券取引所ビルのオーナーとして1947年に設立され、長年にわたり街づくりを行ってきた。平和不動産グループは、人々を惹きつけ、未来に豊かさをもたらす「場づくり」を通じて、街に彩りを添えている。今後もグループ全体で、一体となって魅力的な場づくりを展開していく。

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