一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、沖縄県への入域観光客数における直近の見込み「OCVBおきなわ観光天気予報」の最新予報を本日12月17日に公表した。
出典:OCVB
1ー3月はホテル予測前年比微減、クルーズ前年並みと需要伸び悩み
OCVBの「観光天気予報」によると、空路では、国内線では安定的な航空座席の供給が見込まれ、国際線では新規航空会社の就航や増便などにより定期直行便の供給量が12月1日以降に週237便(前年同時期は週200便)へと昨年より増加し、海路ではクルーズ客船の寄港数は前年を下回る月もあるが、おおむね前年並みとなる見込み。
12月は、クルーズによる入域数は前年から微減見込みも、ホテル予測数が前年から増加で晴れ予測となった。1月、2月、3月はいずれもホテル予測数は前年差で微減、クルーズによる入域数も前年並みと需要の伸び悩みが懸念される。
※2019年のクルーズ寄港予定表が一部未公表のため、1月~3月は那覇港をベースに予測している。
OCVBおきなわ観光天気予報は、先3~4ヶ月の沖縄観光入域客数の見込みを天気マークでの予報として県内各業界へ発信するもの。
予報は県内ホテルの協力により、各社が見立てた予測値をOCVBが集約し、クルーズ客船の見立てを加味して全体概況と仕立てている。
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