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新潟県のホテルで10ヵ月の無銭宿泊 400万円の被害

投稿日 : 2020.10.11

新潟県

ホテル関連ニュース

新潟県妙高市内のホテルで、昨年から約10ヵ月にわたり宿泊し、食事代や宿泊代など計400万円を支払わなかった男が詐欺の疑いで逮捕された。

新潟県妙高署は10月10日、市内のホテルで10ヵ月にわたり無銭宿泊をした男を逮捕した。

男が滞在したのは昨年の12月20日から今月の9日まで。男は警察署の調べに対し、「財産があるのでだますつもりはなかった」と供述しているという。

この件はホテルから署への相談で発覚し、逮捕時、男に所持金はなかった。

ホテル・旅館に長期滞在した利用客が支払いを踏み倒そうとするケースはたびたび報告される。

どうすればこのような事態が防げるのか。もっとも効果的なのは、料金を前払い制にすることだろう。予約時に支払いを済ませるシステムを採用していれば宿泊費の踏み倒しは不可能だ。

あるいは、チェックイン時に料金の一部をデポジットとして預けるという方法もある。こちらは宿泊料金だけでなく、食事代や電話代など、利用が任意のサービスの保証金もふくまれる。もし滞在中にサービスの利用がなければ、チェックアウト時にデポジットを宿泊客に返金すればよい。

新型コロナの影響により、ワーケーションとしてホテルの長期滞在利用が注目されている昨今。連泊プランを提供する宿泊業者には、支払い踏み倒しを防止する工夫が必要になってくるだろう。

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