新潟県は県民向けの旅行割引事業「使っ得!にいがた県民割キャンペーン」の期限を、2022年3月10日まで延長する方針を明らかにした。また隣県への対象拡大についても調整を進めている。
近隣5県との相互利用に向けて調整中
「使っ得!にいがた県民割キャンペーン」は新潟県民を対象にした独自の観光支援策。新潟県民が新潟県内を旅行(宿泊・日帰り)した場合、旅行代金・宿泊代金が最大半額(上限5,000円)になる割引と1人1泊(1回)あたり2,000円分の地域クーポン券「使っ得!にいがた県民割クーポン」が配布される。
当初、キャンペーン期間は2021年12月31日までを予定していたが、2022年3月10日まで延長する方針を明らかにした。国の観光支援策「Go To トラベルキャンペーン」が年末年始の新型コロナ感染状況により判断されることから、県内観光事業者への支援が切れ間なく続くようにする。
延長後もキャンペーン内容に変更はないが、利用時にワクチンの接種証明やPCR検査などの陰性証明の提示が必要となる。
また近隣県とも県民割が相互利用できるよう調整を進めており、山形、福島、群馬、長野、富山県が対象となる見込み。観光庁が11月に県民割の期間延長と隣県旅行の追加方針を示していており、各県で隣県との相互利用方針が検討されている。それに新潟県も従った形だ。
県観光企画課によると、国から配分された県民割の予算約45億円は年内に使い切る見込みだが、県民割への活用が認められている宿泊施設の感染症対策費を充てるとのこと。
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