国土交通省・内閣府は、今年度実施する『ニュータウンを対象とした公共交通ネットワークへの自動運転サービス』の社会実装に向けた実証調査を広く公募し、この度実施主体を決定した。
自動運転を活用した公共交通サービスの導入へ
同調査は、昭和40~50年代に大量に供給された郊外住宅団地(ニュータウン)における公共交通ネットワークへの自動運転サービスの社会実装に向け、実証調査等を行い、自動運転を活用した公共交通サービスの導入に向けた課題の整理を行うもの。
今般、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動運転(システムとサービスの拡張)のプロジェクトの1つとして、管理法人の国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)において平成30年10月5日(金)~11月5日(月)の間公募を行い、提案された8者について、外部有識者による採択審査及びNEDO内の審査を経て、以下の二件に調査主体を決定した。
「東京都多摩市」
・調査主体 日本総合研究所、京王電鉄バス株式会社
・ニュータウン、地区名 多摩ニュータウン、諏訪・永山団地
「兵庫県三木市」
・調査主体 日本工営株式会社
・ニュータウン、地区名 緑が丘ネオポリス・松が丘ネオポリス、緑が丘・青山地区
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