JR西日本では、多くの顧客に四国へ旅行してもらうことを目的として、四国までの往復と四国自由周遊区間内の乗り放題をセットにした「四国くるりきっぷ」をJR西日本インターネット予約「e5489」限定で発売。相次ぐ災害の影響を受けたJR西日本の2019年3月期第二四半期決算と合わせてお送りする。
出典:JR西日本
四国くるりきっぷ、四国自由周遊、大阪発着17,000円
1 利用期間
2018年12月1日(土曜日)から2019年4月2日(火曜日)までの連続する3日間
※2019年3月31日利用開始分まで発売。
2 発売期間
2018年11月1日(木曜日)から2019年3月28日(木曜日)まで
※利用日の1カ月前の10時から3日前まで発売。
3 内容
設定駅(出発地)から四国自由周遊区間までの新幹線および特急列車の往復(自由席)と四国自由周遊区間内(JR・指定の鉄道・路線バス)3日間乗り放題が利用できるきっぷ。
※一名から利用可能。
4 料金
・京都市内発着、17,500円
・大阪市内発着、17,000円
・神戸市内発着、16,500円
・岡山駅発着、12,000円
JR西日本インターネット予約「e5489」限定で発売、詳細は公式案内を参照。
JR西日本、2019年3月期第二四半期決算
10月30日に発表されたJR西日本のIR資料によると、JR西日本は相次ぐ自然災害の影響により、非鉄道事業は概ね計画通りの進捗となったが、運輸収入が期首想定より減少となった。
平成30年7月豪雨では、14線区、主に279か所と、広範なエリアに跨り、土砂流入や斜面崩壊、橋梁の流 出等の大規模な被害が発生。豪雨災害の復旧に要する費用について、215億円を特別損失として引当計上した。
ホテル事業の営業収益に関しては165億円で前年同期比で10億円以上の減収となり、災害影響や三ノ宮ターミナルビル(ビル内ホテル)の閉館が影響した。
また旅行事業に関しても、前年同期比で8億円ほどの減収となった。
出典:JR西日本
JR西日本では旅行事業に関し国内旅行が軟調であることから、2019年3月期の見通しでの対前年比14%の減少を見込んでおり、四国くるりきっぷなど各種取り組みで巻き返しを図りたい考え。
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