JR東日本は管内の大船渡線BRT において、BRT専用道を用いて、車線維持制御実験、速度制御実験、正着制御実験、交互通行実験などを行うことで、バスの自動運転の技術実証を行う。
同実証実験では、自動運転を行う上での課題解決に向け、 JR 東日本管内のBRT専用道で自動運転実験用バス(先進モビリティ保有:日野リエッセ)を使用し、バスの自動運転の技術実証を行う。
実験の概要は以下の通り。
(1)車線維持制御実験および速度制御実験
・BRT専用道上に設置した機器(磁気マーカ)の情報を高感度磁気センサ(MI センサ)で読み取り、自車位置を正確に特定することで、専用道上を円滑に走行する実験を行う。
・車両のアクセルとブレーキを自動制御し、BRT専用道上を最高40km/hで走行し、決められた位置でスムーズに停止する実験を行う。
出典:JR東日本
(2)正着制御実験
・磁気マーカの情報を読み取り、自動で BRT 駅のホームに寄せて停止する実験を行う。
出典:JR東日本
(3)無線を用いた信号制御による交互通行実験
・車両の位置情報を無線でやりとりすることで、車両1台分の幅のBRT専用道を、自動運転バスと対向車両とが交互に通行するための実験を行う。
出典:JR東日本
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