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日本が世界観光機関(UNWTO)の理事国に再選

投稿日 : 2019.09.18

海外

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観光に関する国連専門機関であるUNWTOの第23回総会がロシアで開催され、日本のUNWTO理事国の再選が決定した(任期は2019-2023年)。

同機関は観光に関する唯一の国際機関WTO(世界観光機関)として1975年に設立。加盟国158ヶ国、準加盟国6地域、賛助加盟員約500団体。世界の観光振興を図るべく、観光政策に関する意見交換、観光分野での技術協力、観光統計の整備、各種セミナー等を実施している。

本部はスペイン・マドリッドに所在。なお、UNWTO唯一の地域事務所として奈良にアジア太平洋センターが設置されている。

日本の理事国就任は2015年に25年ぶりに就任して以来2期連続。理事国として、世界の観光振興の発展や持続可能な観光の実現に寄与する。なお、今年12月にはUNWTO/UNESCO、京都市等と連携し『第4回観光と文化をテーマとした世界会議』を京都で開催する予定。

【UNWTO第23回総会開催概要】
日時:2019年9月10日(火)~9月13日(金)
場所:ロシア・サンクトペテルブルク
参加:UNWTOに加盟する158ヶ国及び6地域からの代表団

現在、UNWTO理事国の議席数は35議席。日本が所属する東アジア太平洋ブロックはそのうち4議席が割り当てており、日本・中国・韓国・タイが理事国となった。

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