ホテル日航つくばは、2023年8月26日（土）・27日（日）に開催されるつくば市最大のイベント「まつりつくば2023」において、廃食用油の回収イベントを主催する。このイベントは、日揮ホールディングス株式会社が中心となる「Fry to Fly Project」に賛同するもので、持続可能な航空燃料（SAF）の原料としての廃食用油の回収を目的としている。
ホテル日航つくばは、本プロジェクトに賛同し、今年の4月からホテル内厨房の廃食用油収集を開始した。4年ぶりの「まつりつくば2023」では、一般家庭からの廃食用油の回収を通じて、資源循環の促進とプロジェクトの認知拡大を目指す。
▼廃食用油回収イベント概要
実施日：2023年8月26日（土）・27日（日）
時間：26日 12：00～21：00／27日 10：00～21：00
場所：「まつりつくば」会場内 ホテル日航つくばテント
回収方法：専用の回収BOXを設置予定。廃食用油持参につき、まつりテントで販売するフライドポテトの「無料チケット」をプレゼント
回収する廃食用油について：
・1回につき200ml以上の廃食用油が必要
・中身がこぼれない容器に入れ、液状油と固形油は混ぜずに持参
・調理ゴミや水分が入らないよう注意
（出典：Fry to Fly Project）
廃食用油を原料とした航空燃料SAFは、従来の航空燃料に比べてCO2排出量を約80%削減できるが、現在、家庭の廃食用油の多くは廃棄され、回収された多くの廃食用油が国外に輸出されている。「Fry to Fly Project」はこの状況を踏まえ、国内資源を有効に利用し、SAFで飛行機が飛ぶ世界の実現を目指している。
（出典：Fry to Fly Project）