エクスペディア・ジャパンは、20代~50代の「5年以内に飛行機をともなう旅行をネットで予約した人」を対象に「旅行予約に関する意識調査」を実施。結果、旅行を予約する際、急いだために失敗したことがある人は約4割。失敗した予約で一番多いのは「ホテル」という結果になった。
急いだ結果後悔4割、失敗した予約の66%がホテル
エクスペディアが発表した調査結果によると、旅行を予約する際、急いだために失敗したことがある人は約4割もいることがわかった。また失敗した予約で一番多いのは「ホテル」で66%という結果になった。
急いで失敗した理由として最も多かったのは、「お得な価格で予約できる期間が限られていたから」(59%)。多くの人が、「せっかく旅行をするならお得に予約したい」という気持ちから、急いでホテルや航空券を取ってしまい、その結果失敗してしまっていることがわかる。
出典:エクスペディア・ジャパン
9割がホテルは時間をかけて調べたい、航空券からホテル予約へ
また、急いで予約する人が多いにもかかわらず、「ホテルは時間をしっかりかけて選びたいか」と聞いたところ、 9割以上の人が「はい」と回答。その理由は「下調べをしっかりしたいから」が一番多い結果となった。
さらに、航空券とホテルの予約のタイミングについて聞いたところ、「航空券が先、後からホテルを予約」が40%で一番多い結果になった。続いて「航空券とホテルを同時に予約」が34%で2位に。このことから、4人に3人が旅行を予約する際、まずは航空券をおさえていることがわかる。
そして「どちらも同じサイトで予約したら、ホテルが安くなるサービスがあったら嬉しいか」と聞いたところ、ほぼ全員が「嬉しい」と回答。同じサイトから予約できることは管理も楽になるというメリットもある。
焦りによる失敗を防ぐため、エクスペディアはホテルをじっくり調べられ、航空券+ホテル予約で割引となる新サービス「アドオン」の提供を開始する。
【調査概要】
■アンケートサンプル数:計400名
■調査対象:20代~50代の5年以内に飛行機をともなう旅行をネットで予約した男女
■調査期間:2018年8月28日~29日
■調査方法:インターネットリサーチ
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