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自然を学ぶ夏の冒険:西表島『マングローブ博士』自由研究プログラム

投稿日 : 2024.05.02

沖縄県

ホテル関連ニュース

(出典:星野リゾート西表島ホテル

世界自然遺産に登録されている西表島で、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指している星野リゾート西表島ホテルが2024年7月1日から8月31日までの期間、マングローブを知りつくす自由研究プログラム「マングローブ博士」を開催する。日本で見られるマングローブ植物は5科7種に限られ、これらがすべて確認できるのは西表島のみである。

西表島には、ジャングルや河川、マングローブ林など豊かな生態系があり、多くの生物が生息する。特にマングローブは、日本に生育している5科7種すべてを見られるのが西表島だけとなっている。そこで実際に見て学ぶことで、マングローブ植物それぞれの特徴や、種類ごとの違いに興味を持ってほしいと思い、本プログラムの開催が決定した。

マングローブは、熱帯や亜熱帯の河口部など、潮の満ち引きの影響を受ける場所に生育する植物群の総称であり、西表島では海側から陸側にかけて多様なマングローブ植物が確認されている。この多様性を直接観察し、学ぶことで、参加者はそれぞれの植物の生態や特徴を深く理解することができる。

「マングローブ博士」のプログラムは三つのステップから成り立っている。第一ステップでは、マングローブ植物の特徴や生育環境についての知識を深めるためのレクチャーがあり、その後具体的な調査計画を立て、必要な道具を準備する。第二ステップでは、フィールドワークを通じて、海側から陸側まで異なる環境に生育するマングローブの種を調査し、その生態や適応戦略を学ぶ。最後に第三ステップでは、調査結果を基に個人の「マングローブMAP」を作成し、成果物をそのまま夏休みの自由研究として発表することができる。

このプログラムは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」に貢献することを目指しており、経済価値と社会価値の両立を図る星野リゾートのCSV経営の一環として位置づけられている。

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