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ホテルニュージャパンのオーナーが率いた日本産業が破産

投稿日 : 2019.03.13

東京都

ホテル関連ニュース

日本産業株式会社は東京都千代田区永田町で1982年に発生したホテルニュージャパンの火災事件で知られる故・横井英樹氏が創業した横井グループの1社。3月6日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

同社は株の買占め事件や宿泊客ら33人が死亡する大惨事となったホテルニュージャパン火災事故などで有名となった故・横井英樹氏率いる横井グループの1社。

東京、名古屋、大阪、京都などでボウリング場やパチンコ店を経営し、ホテル買収なども手がけ、ピーク時の1992年12月期には年間売上高約105億円をあげていた。

1993年11月にグループ実権者の横井英樹氏がホテルニュージャパンの火災事件で禁固3年の実刑判決が確定し、信用が大きく失墜。その後、決済難に陥り、2003年4月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた。

当時の負債総額は債権者約37名に対し約2,325億800万円だった(2005年8月に手続き終結)。

民事再生当時は再生計画に基づきボウリング場などの運営を行っていたものの、後に施設は閉鎖され、ここに来て今回の措置となった。負債は現在調査中。

帝国データバンク東京商工リサーチが本日3月13日に一斉に報じた。 

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