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世界一低い!?「庵SPA上海」12月10日(土)開業

投稿日 : 2018.12.04

海外

ホテル関連ニュース

ホテルスパ事業を行なう株式会社クレドインターナショナルは、純日本スパ「庵SPA(アンスパ)」を、上海市松江区「インターコンチネンタル上海ワンダーランド」に2018年12月10日にオープン。「庵SPA」初の海外出店で、日系ホテルスパとして初めての中国進出となる。

出典:庵SPA

日本ならではの繊細なサービス「庵SPA」

同社は、スパブランドとして、「庵SPA」「ラヴィラ」「サナティオ スパ」「ハマムスパ」「ソラニスパ」で国内30店舗、海外はニューヨークの他、9カ国に9店舗を展開している。

なかでも、「庵SPA」は、ホテルスパとしては日本で初めて、日本の製品だけを使って施術する本格和スパ。スパ自体が海外発祥のサービスということもあり、アロマオイルなどのスパ用化粧品類はほとんど日本で作られておらず、施術も海外の手法が引き継がれている。そのため、一般的なスパでは、ヨーロッパやアジアなどの海外製品を使い、西洋式のトリートメントを提供している。
同社は、「日本のスパなのだから、日本の製品を使って、日本の技術を提供したい」と考え、これまでになかった「庵SPA」のサービスを確立。

日本の優良な製品のみを使って日本人ならではの繊細な技術を提供し、ホテルスパ初の純日本スパ「庵SPA」を、国内に7店舗(北海道、沖縄、お台場、箱根、舞浜、軽井沢、佐世保)運営している。

日本製品や日本ならではの繊細なサービスは、訪日外国人観光客にも好評だ。

「世界一低い」ホテルの「世界一低い」SPA

今回「庵SPA」初の海外進出となる中国・上海の「インターコンチネンタル上海ワンダーランド」は、中国の大手不動産開発会社の世茂集団が上海市松江区の鉱山跡地の深さ88メートルという大規模なくぼみを活かして建設したもので、世界的に注目を集める物件。

地上2階、地下16階(うち最も低い2フロアは水中)という、世界でも珍しい構造の5つ星ホテル。建設に約9年間をかけ、全336室の客室のうち水面下フロアでは熱帯魚を眺めらながら寝られる部屋があるほか、深坑環境を最大限に利用した水中レストランや、絶壁の滝を鑑賞できるバルコニー、断崖スライダーなどを設けている。

出典:インターコンチネンタル上海ワンダーランド

この非日常な空間にオープンする「庵SPA上海」は、日本人女性の店長をはじめ経験豊富なスタッフが、繊細な技術で日本式のおもてなしを提供する。
「庵SPA」はコンセプトやサービスの質の高さが世茂集団に認められ、「インターコンチネンタル上海ワンダーランド」に日本企業として唯一出店。

世茂集団と提携し、今後2021年までに中国国内に10店舗を展開する予定で、今回の上海に続き、天津のヒルトンホテルに2店舗目をオープンする予定だ。

また、来年は国内でも熱海、大阪への出店を決定しており、今後、国内外で展開を加速する予定。海外に多く見られる和食店のような「日本とアジア諸国が混ざった店」ではなく、国内の店舗と同じ厳選した日本のプロダクトや調度品、日本人ならではの繊細なサービスをすべて「庵SPA」というパッケージにして展開し、日本の魅力を世界に発信していく。
【同施設 概要】
施設名:庵SPA上海
所在地:上海市松江区辰花路5088、インターコンチネンタル上海ワンダーランド 地下13階
営業時間:10:00~22:00

開業日:2018年12月10日(土)

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