東武鉄道及び東武ホテルマネジメントでは、東武東上線 和光市駅に直結する複合商業施設内において宿泊主体型ホテルを展開、「和光市東武ホテル」(埼玉県和光市本町4-7、158室)を2020年6月11日(木)に開業した。
出典:和光市東武ホテル
客室内に寛げるベンチソファや広々としたデスクを設置し、ゆとりあるビジネス利用に対応するほか、複数人で泊るレジャー客にも利用してもらえるよう浴室・洗面・トイレが分離された部屋を用意するなど、幅広いゲストのニーズに対応できる客室を揃える。
また、東武グループのホテルで初めて客室内に照明や空調などを手元で制御できるタブレット端末を用意、自動チェックイン機、外貨両替機を設置するなど、快適に過ごせるためのスマートなオペレーションも用意している。
出典:和光市東武ホテル
東上線の主要駅である和光市駅に直結した複合商業施設「EQUiA PREMIE和光」と一体となった宿泊主体型ホテルで、コミュニティラウンジから客室内に至るまで、モダンを基調としつつも各所に植物や自然素材等の要素を取り入れ、潤い豊かな空間をデザインした。
和光市は社寺や埋蔵文化財などが多く、長照寺の境内にある大いちょうも有名。客室内デザインは同市の特徴を意識した。
朝食会場はEQUiA PREMIE和光」 3階PREMIE DINING内の「さち福や」で日本食ブッフェスタイル(新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、当面の間、定食スタイル)で提供する。
出典:和光市東武ホテル
ランドリールームも用意されており、周辺エリアには自衛隊の駐屯地や会社事業所、資格試験会場などがあるため、研修などのビジネス客向けの長期滞在にも便利となっている。ランドリールームの使用状況は客室内のテレビから確認することもできる。
また、感染予防対策として、消毒用アルコール製剤を館内各所に設置。フロントカウンターに飛沫感染防止アクリルボードを設置。スタッフの体調管理(マスク着用・手洗い・うがい・消毒・出勤前の検温)を徹底している。一定時間ごとにフロントおよびロビー各所のアルコール製剤による消毒を実施。客室内は空室時でも1時間あたり2回以上の空気の入替えが行われているという。
【同ホテル 概要】
所在地:埼玉県和光市本町4-7
アクセス:東武東上線「和光市駅」徒歩1分(南口直結)、和光北ICまで車で5分
客室数:158室
埼玉県和光市にはメトロエンジンリサーチによると、宿泊施設が4、部屋数にして375室が提供されている。同ホテルは158室で同市内最大規模の宿泊施設。
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