ホテルセントラーザ博多は、9月30日に1985年開業からの33年間の歴史に幕を閉じ閉館。約半年間の改装工事を行い、2019年4月に「オリエンタルホテル福岡 博多ステーション」としてリブランドオープンする。博多区ホテル出店状況と合わせてお送りする。
オリエンタルホテル福岡 博多ステーション
2019年4月開業予定の同ホテルは、 「場所がつながる、人がつながる、旅がつながる」 をコンセプトに、機能美を重視した快適で居心地の良い空間を特徴とし、福岡・博多の玄関口として場所と人とが繋がるホテルを目指す。
【施設概要】
開業日:2019年4月予定
所在地:〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街4-23
施設規模:地下2階・地上11階
延床面積:18,599㎡
客室:221室(ダブル99室、 ツイン / トリプル / フォース121室、 ユニバーサル1室)
※現在のホテルセントラーザ博多は194室、27客室数増加を予定する。
施設構成:宴会場 13会場・ラウンジ&バー 1店舗
運営会社:株式会社ホテルマネージメントジャパン
アクセス:JR「博多駅」 筑紫口より徒歩1分 / 地下鉄「博多駅」 東4番出口直結
出典:ホテルセントラーザ博多
福岡市博多区ホテル出店状況
メトロエンジンリサーチによると、福岡県福岡市博多区には宿泊施設が198展開しており、20,215室が提供されている。
博多区は福岡市の宿泊施設数340、部屋数31,350のうちの約6割が集中して出店している激戦地域。
特に博多駅周辺には三井不動産が「(仮称)博多駅前二丁目ホテル計画」(2019年夏、300室)や大和情報サービスの「(仮称)FP HOTELS新築工事」(2018年11月、72室)、ユニぞホテルの「(仮称)ホテルユニゾ福岡博多駅前新築工事」(2018年冬、213室)など多数の新規ホテルの開業が予定されている。
博多区のホテル規模トップ10(部屋数)は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
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