マリオット・インターナショナルは、2019年の新規ホテル契約において記録的な部屋数を契約し、世界中で今後開業予定のホテル(パイプライン)の総客室数が、同社では過去最高となる約515,000室にまで到達した。
2019年に世界中で815軒の新たなホテル契約を締結
同社は合計136,000室以上となる815軒の契約を締結し、新規契約ホテルの総客室数が7年連続で過去最高を更新した。
世界各国における前例のないレベルの客室数契約締結が、こうした成長を牽引したという。
同社は2019年の1年間で、60の国と地域に新たに78,000室以上、516軒のホテルを開業した。これは、平均すると17時間に1軒のホテルが世界のどこかで誕生したことになるとのこと。
2019年に同社が契約を結んだ客室数のうち53%が北米以外の地域にあり、アジア太平洋(38,000室)、ヨーロッパ(17,000室)、カリブ海・中南米(9,000室以上)、また、中東・アフリカ(8,000室)の各地域において過去最高のボリュームを記録した。
さらに、昨年は、キプロス、モルドバ、キルギスタン、ラトビアの4ヵ国で、マリオット・インターナショナル初進出となる第一号のホテルを開業した。
また、同社傘下の3ブランド、「ACホテル・バイ・マリオット」、「アロフト」、「モクシー」は、次世代の旅行者に応えるため、2019年に約10,000室をオープンした。
これら3ブランドは、ギリシャ、アイルランド、ジャマイカ、ラトビア、ネパール、スイスで昨年開業した新たなホテルを含め、世界44の国と地域に合計65,000室以上を展開。2019年の間、同社はこれら3ブランドで合計約24,000室の契約を締結し、ACホテル・バイ・マリオットとモクシーの両ブランドにとっての客室数契約において新たな記録を打ち立てたという。
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