H.I.S.ホテルホールディングス株式会社(本社:東京都港区)は4日、2022年の新規ホテル展開について明らかにした。
同社が新たに開業を予定してる場所は、沖縄県宮古島、愛知県、鹿児島県の3ヶ所。ホテルブランドは「ウォーターマークホテル」が1施設、「変なホテル」が2施設。
2022年8月開業予定「ウォーターマークホテル&リゾーツ沖縄 宮古島」
明るいトルコブルーの遠浅の海に、300余りの大小の岩が点在する佐和田の浜。1996年に「日本の渚100選」に選ばれたこともある天然ビーチで、そこに全室オーシャンビューのホテルがオープンする。客室は4階建て3棟・全50室、大きなバルコニー付の37㎡の客室のほか、24.5㎡のプライベートガーデンにジャグジーを設置したミニキッチン付の73㎡の客室もある。メイン棟の屋上にはインフィニティプールも設置。17エンド(ワンセブンエンド)の絶景スポットとして有名になったみやこ下地島空港から車で約8分の場所。
2022年12月開業予定「変なホテルエクスプレス名古屋 伏見駅前」
“変なホテル”といえば、ロボットやホログラムなどの映像技術によるエンターテインメント性あふれるフロントが特徴。だが、新しくオープンする名古屋のホテルにはロボット・映像技術は導入せず、その代わり、予約時に発行されたQRコードをフロントシステムにかざし手続きするだけでルームキーが発行される新システムを採用。最短30秒でチェックインが完了することから、ホテル名称にも“エクスプレス”を付けた。地上14階建て110室。名古屋駅から地下鉄で一駅の伏見駅より徒歩で約3分の立地で、ビジネス、レジャーどちらの拠点にも最適。
2022年12月開業予定 「変なホテル鹿児島 天文館」
“変なホテル”では初めて最上階に大浴場を設置し、世界中のアスリートから支持されるファイテン社のファイテンウォーターを採用する。客室には、掛けておくだけで服のしわ、ニオイ、花粉などを除去できる衣類クリーニングマシン“LGスタイラー”を完備。フロントには“変なホテル”ならではのホログラムチェックインを導入。映像投影されたキャラクターがチェックインを手伝い、非接触で宿泊客とスタッフの安全・安心を提供する。地上12階建て90室。JR鹿児島駅から約15分、鹿児島最大の繁華街がある天文館通駅から徒歩約1分と利便性の高い立地にある。
H.I.S.ホテルホールディングスでは「変なホテル」「ウォーターマークホテル」「リゾートホテル久米アイランド」「ヴィソン ホテルズ」「満天ノ 辻のや」「グリーンワールドホテル」 「グアムリーフホテル」「ホテルインスピラ-S タシケント」の 8ブランド展開し、現在は世界6カ国7都市(日本・バリ島・台湾・グアム・ニューヨーク・ソウル・ウズベキスタン)で全42のホテルを運営している。