チョイスホテルズが本日6月21日に「コンフォート伊勢」を開業する。チョイスホテルズは日本でのホテルの新規出店を2018年相次いで実施。今月中に札幌、今秋には神戸、宮崎、高知とさらなる出店の拡大をはかる。伊勢市の宿泊施設出店状況や三重県の既存店のレビュー分析と合わせてお伝えする。
コンフォートホテル伊勢が本日開業
チョイスホテルズジャパンは、6月21日に「コンフォートホテル伊勢」を開業した。
三重県では「コンフォートホテル鈴鹿」に続き2軒目、また日本では57軒目のコンフォートブランドのホテルとなる。
同ホテルはJR・近鉄「伊勢市」駅より徒歩約3分の場所に位置しており、伊勢神宮(外宮)へは徒歩約5分、伊勢神宮(内宮)やおかげ横丁へは車で約15分と、旅の拠点として便利なホテルとなっている。
デザインは、歴史ある伊勢の街並みと和をコンセプトとした。
建物は地上12階建て、全153室となっている。
チョイスホテルズジャパンは5月31日により、全ホテル・全室禁煙の実施を開始しており、同ホテルも例外ではなくそのサービスの特長としている。
価格は、一泊10,000-12,500円ほど。
世界最大規模、チョイスホテルズが日本での出店を激増
チョイス
同チェーンは、いずれもエコノミークラスのホテルをメインとしており、軒数の割には展開している国数がマリオットやヒルトンなどが100カ国以上に展開していることに比べると圧倒的に少ないのが特徴的である。
日本では本年2月に「コンフォートホテル名古屋伏見」、3月には「コンフォートスイーツ東京ベイ」(所在は浦安)を開業したのに続く。また、同ホテルのほか新規ホテルとして6月25日には札幌、今秋には神戸三宮、宮崎、高知に新規開業を予定しており、日本での新規開業を本年だけで7軒と相次ぎ実施し、その数を激増させる。
伊勢市における宿泊施設出店状況
メトロエンジンリサーチによると、伊勢市内には現在68の宿泊施設があり、2,266部屋が提供されている。また、提供されている民泊物件は9室。同ホテルのほかに競合となりうるビジネスホテルは7軒で、歴史ある街らしく旅館が29軒と半数近くを占めているのが伊勢市に顕著な出店傾向と言えよう。
「コンフォートホテル鈴鹿」既存店のレビュー分析
三重県鈴鹿市に2007年に出店したコンフォートホテル鈴鹿は、白子駅西口まで徒歩3分、鈴鹿サーキットまで車で15分ほどの好立地で、一泊7,500-10,000円の価格帯で提供されている。
メトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、コンフォートホテル鈴鹿への宿泊客の評価は平均的に高いスコアを獲得しており、特にその料金や立地、部屋の清潔感に高い評価を得ている。
他方で課題としては部屋の広さや駐車場、バスルームが挙げられており、これらの既存店への評価を参考にできれば、本日開業の同ホテルは今後さらなる好評を獲得することができるのではないだろうか。
出典:コンフォートイン伊勢