アパホテルが、昨日7月26日にアパホテル〈京都駅東〉の起工式を行なった。2019年10月開業予定で、アパグループは京都市内で昨年8月に開業した「アパホテル<京都駅北>」をはじめ、全6棟・1505室となる。
出典:アパグループ
アパホテル〈京都駅東〉が起工
アパグループは、昨日7月26日にアパホテル〈京都駅東〉(京都府京都市下京区東塩小路町552 (地名地番))の計画地において起工式を行った。
400室を有するホテルで、開業すると昨年8月に開業したアパホテル〈京都駅北〉(全105室)に続き、京都エリアで全6棟・1505室の客室数となる見込み。
年々増加する訪日外国人旅行者に対応して、幅1800㎜のキングサイズベッドやハウザーベッドを導入し、家族連れを意識したトリプル利用など多様な宿泊需要にも対応できるホテルとなる。
京都駅地下街A5出入口より1分の好立地で、JR京都駅烏丸口側に位置し、各社路線バス発着所にも近接していることから、観光やビジネスの拠点となり、拡大するインバウンドなどの幅広い需要を取り込むことを期待する。
京都市内では訪日外国人の増加や国内観光需要の増加により、ホテルは高稼働・高単価となっていることから、更なる需要の獲得を目指して今回の計画に至ったという。
構造・規模は、鉄骨造・地上11階建・ダブル26室 ツイン60室 トリプル314室の合計400室。設計は株式会社日企設計、施工は株式会社熊谷組、デザイン監修は株式会社辻本デザイン事務所が担当し、2019年10月の開業を予定している。
京都駅烏丸口で新設ホテル続々と
メトロエンジンリサーチによると、開業予定の同ホテルの周辺の京都駅烏丸口には、京阪電気鉄道(大阪市中央区)が計画する「京都第2タワーホテル」の建て替え計画「(仮称)京都駅前新ホテルプロジェクト」(2018年12月開業、204室)や「(仮称)三井ガーデンホテル京都駅前」(2019年7月開業、136室)、京阪ホールディングスが「THE THOUSAND KYOTO」(2019年1月開業、222室)の開業を計画している。
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