and factoryは、IoT体験型宿泊施設であるスマートホステル「&AND HOSTEL」の13号店「&AND HOSTEL NAMBA」を大阪市浪速区に2020年2月1日(土)に開業する。
関西地区3店舗目、IoT体験が楽しめるスマートホステル
出典:and factory
同施設では、国内外から訪れる様々なゲストが自由に行き交い、新たな出会いの交流が生まれるようなコミュニケーションを意識した開放的な空間と、新しい体験を提供できる場として楽しめるよう工夫・趣向をこらしているという。
&AND HOSTEL NAMBA 支配人 野崎 航大氏のコメントは以下の通り。
「関西地区3店舗目として進出する「&AND HOSTEL NAMBA」は、大阪の中心地の一つである北エリア梅田と並ぶ、南エリアにおいて最も発展した中心街の難波エリアにあります。ビジネスだけでなく旅行地として大きく栄える難波という土地柄で、トラベラーだけでなくノマドワーカーの方々にもフィットした新たな風を吹き込むNew Worldというコンセプトを掲げて、地元の方々を含む全ての皆様が気軽に利用でき、なくてはならない「必要」とされる要素を持ったホステルを目指して作り上げていきます。」
設計を担当した渡辺淳一建築設計事務所 渡辺淳一氏は以下のように述べた。
「建物外観は各方面からの往来を意識し、方角や季節、時間帯などによって見え方や印象が変わるようなファサードを考案しました。斜めの凹凸が編み込みのように連続し、天候や時間によって陰影が変わるため、日々違う表情でお客様を迎えます。内部空間は”場所や体験を共有するホステル”として、豊かな共用空間とIoT体験が特徴的です。
外観から引用した斜めの軸線を内部にも用いることで、共用部に奥行きと溜まりを作ることを意識しました。共用の洗面空間などの水廻りも利用者同士のコミュニケーションスペースになります。客室タイプは多様化するニーズにお応えできるよう設計しました。集団利用が可能なドミトリーから、プライベートな空間を提供するダブルルーム、ツインルーム、そして、それらの約2倍の広さを持ったプレミアムルームをご用意しております。」
出典:and factory
大阪市浪速区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、大阪市浪速区には宿泊施設が174、部屋数にして8,599室が提供されている。
新規開業予定は20施設、部屋数にして2,935室が新たに供給される見込み。
同区内にホステルは56施設と数多く展開しており、ビジネスホテルの55施設を上回る。
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