国土交通省は都市再生特別措置法の規定に基づき、2018年11月5日付けで福岡地所株式会社から申請のあった民間都市再生事業計画「(仮称) 天神ビジネスセンタープロジェクト」についてこのほど認定した。
出典:国交省
天神ビックバン
同計画地が位置する天神地区は、九州・アジアの 交流拠点都市として、環境、魅力、安全安心、共働などの視点を踏まえ、都市機能の強化や質の高い市街地環境を形成することが期待されている。
同事業では、福岡市が主導する天神地区がアジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」で掲げる中核事業の一環として、天神地区内における機能性や災害対応力の高いビルへの建替えを行い、高質なオフィス・商業空間並びに都市景観の創出を図ることで、天神ビッグバンの推進に寄与。
また、天神地下街へつながる地下通路や、地上と地下を円滑につなぐアトリウム(吹き抜け空間)の整備により、歩行者ネットワークを強化し、同地区の回遊性向上を図る。
事業概要は以下のとおり。
事業者:福岡地所株式会社
事業の名称:(仮称)天神ビジネスセンタープロジェクト
事業施行期間:2019年1月7日 ~ 2022年9月30日(予定)
事業区域:福岡県福岡市中央区天神一丁目 87-1 他
建築物:地上19階・地下2階、建築面積3,116.74 ㎡、延べ面積54,840.52 ㎡
メトロエンジンリサーチによると、福岡市中央区には宿泊施設が105、部屋数にして9,484が提供されており、新規開業予定も3施設、部屋数にして589とインバウンド需要の流入により、不動産投資が活発に行われている地域。
出典:国交省
【合わせて読みたい】