国土交通省は自転車活用推進法に基づき、自転車を通じて優れた観光資源を有機的に連携するサイクルツーリズムの推進により、日本の新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るため、ナショナルサイクルルート制度を創設した。また合わせてロゴマークの募集を開始した。
世界に誇るサイクルルート第1次候補に3ルートが選定
ナショナルサイクルルートの指定要件は、[1]ルート設定、[2]走行環境、[3]受入環境、[4]情報発信、[5]取組体制の5つの観点から設定。
第1次ナショナルサイクルルート候補ルートについて下記の3ルートを第1次候補ルートに選定し、今後設置する第三者委員会において、ナショナルサイクルルートへの指定に向けた審査を行う予定。
(1)つくば霞ヶ浦りんりんロード(茨城県)
(2)ビワイチ(滋賀県)
(3)しまなみ海道サイクリングロード(広島県、愛媛県)
なお、自転車活用推進計画に位置付けられた「太平洋岸自転車道」については、協議会を設立して更なる取組を進め、速やかな指定を図るものとした。
また、同省は今後、日本を代表するナショナルサイクルルートの国内外でのプロモーションを図るため、ナショナルサイクルルートに指定されたルート上での路面表示や案内看板、ポータルサイト等で使用するためのロゴマークを本日9月9日(月)~10月9日(水)まで募集する。
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