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本田圭佑氏が荷物一時預かりサービスに出資

投稿日 : 2018.08.09

ホテル関連ニュース

荷物一時預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営するecbo株式会社は、サッカー日本代表、オーストラリア、メルボルン・ヴィクトリーに所属する本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」より資金調達を実施したことを発表した。

出典:ecbo

「ecbo cloak」に本田圭佑氏が出資
ecboは、「モノの所有を、自由に」というミッションを掲げ、「2025年までに世界500都市にecbo cloakを広げる」という目標を持っており、本田圭佑氏のような「国境を超えてフェアプレー精神で戦うスポーツマンシップ」を社内規範として事業に取り組んでいるとのこと。今回の資金調達により、国内外で活躍する本田圭佑氏とパブリシティや新たな提携先の開拓などで連携を図っていく予定。
また、運営するサービスのecbo cloakでは、代表的な利用シーンとしてスポーツ観戦時の手荷物やプレーヤーのゲーム後の着替えなどの預け入れ利用がある。今後、ますます増加する荷物預かりのニーズに国内外を問わず応えていくことで、サッカーをはじめとするスポーツ振興に力を入れていく。
 
本田圭佑氏のコメント
「知り合いを通じて工藤さん(ecbo株式会社 代表取締役社長 工藤慎一氏、写真左)とお会いさせていただく機会があり、その時に工藤さんのバックグラウンドやecboの事業を聞かせていただいたのですが、ビジネスに対するセンスというか感覚の鋭さみたいなものが備わっている印象を受けました。投資を決めたのは、その工藤さんを応援したいと思ったところが主な理由ですが、事業内容も先見の明があり、多くの人たちにとって感動してもらえるようなサービスになると確信しています。」

出典:ecbo

 
本田圭佑氏は、1986年生まれで大阪府出身。日本代表での活躍は言うまでもないが、ビジネス面でも、国内外に約70校のサッカースクールを展開。オーストリアやカンボジアでサッカークラブの経営に携わりながら、サッカーを通した世界中の子ども達に向ける活動が認められ、2016年に国連財団から「Global Advocate for Youth」に任命。サッカーだけでなく、社会問題などに目を向けながら活動をしている。
今回同社に出資を行う「Ksk Angel Fund」は次世代をより良い世界にしたいという想いから生まれたファンドで、事業目的(ゴール)は世界から経済的貧困をなくし、誰もが教育を受けられ自らの努力でチャンスを極めて平等に得られる世界を作ることであるという。また、そのより良い世界というのは人が作り、新しいアイデアから全てが始まるため、ゼロから1に挑戦するゲームチェンジャー(起業家)に積極的に出資していく方針だ。
 
シェアリングサービス「ecbo cloak」
「ecbo cloak」は2017年1月に東京都内でスタートした、「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」をつなぐシェアリングサービス。コインロッカーの代わりに、サイトで事前予約をし、カフェ・美容院・レンタサイクル・着物レンタル店・神社・郵便局・一部駅構内などの多種多様なスペースに荷物を預けることができる。現在、東京・京都・大阪・福岡・沖縄・北海道・愛媛をはじめとする主要都市で展開をしている。
国内外の旅行者による旅先での利用だけでなく、イベント参加の際や日常生活における買い物やその他様々なシーンで利用が可能。コインロッカーに入らないサイズの大型の荷物(ベビーカー、スポーツ用品、楽器など)も預かる。
 

出典:ecbo cloak

 
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