JTBは、クロスボーダー・マルチカレンシー資金移動サービスのリーダーであるウエスタンユニオンと業務提携し、同社の教育機関向け国際資金決済ソリューション「WU® GlobalPay for Students」を両社で協力して拡販する。
WU® GlobalPay for Studentsは、教育機関がより効率的に学生からの学費支払を照合・追跡することを可能にするサービス。WU® GlobalPay for Studentsは利用者である学生からの意見や要望を反映することで常に進化しており、直感的なモバイルファースト・ユーザインタフェースでスマートフォンから直接学費の支払ができる。
また、学生がリアルタイムで支払いを追跡できる機能や、アリペイ、ユニオンペイ等のオンライン決済オプションを備えている。
JTBは数多くの国内教育機関との関係を活かし、ウエスタンユニオンの国内ビジネスパートナーとして教育機関にWU® GlobalPay for Studentsを紹介。
WU® GlobalPay for Studentsは、世界中で200以上の国々および700以上の教育機関で利用される決済ソリューション。
日本では2017年より同ソリューションの提供を開始し、現在は複数の大学、日本語学校、専門学校等で利用されている。
JTBとウエスタンユニオンはWU® GlobalPay for Studentsを通じて、今後ますます増加する訪日留学生の海外からの学費送金についてストレスのない支払方法を提供し、また、教育機関の学費着金照合業務などの業務効率化を実現するという。
グローバルでの必要不可欠な対応を提供することで、日本政府が推進する、2020年を目途に留学生受入れ30万人を目指す「留学生30万人計画」の実現に貢献していきたいと考えているとのこと。
JTB国際交流センター長、中野 憲氏は以下のコメントを寄せた。
「日本の高等教育機関及び日本語教育機関における外国人留学生の受入れについては現在およそ29万人であり、留学生受入れ政策に連動して今後も増加していくものと想定されています。そのような環境の中、世界中で利用されている送金ソリューションWU® GlobalPay for Studentsは、教育機関・留学生双方にとって非常に有益なサービスであると考えています。」
ウエスタンユニオン・ビジネスソリューションズ・ジャパンのカントリーマネージャー、大橋 晴彦氏は以下のコメントを寄せた。
「JTBと今回の提携ができ、とても光栄です。JTBは日本国内の教育機関とすでに密接な関係を構築しており、WU® GlobalPay for Studentsの拡販をするのにベストなパートナーです。」
【合わせて読みたい】