JTBは、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関する調査」を実施。あと500日と開催が迫る現在、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会に対する人々の気持ちや開催時の過ごし方などについて調査を行った。
75%が開催楽しみ、特に若年層に期待が高い
2019年3月12日で、東京2020オリンピック開会式まで500日となる。2017年10月28日の1000日前と比べると、競技場や選手村の建設が進み、大会マスコットの決定、ボランティアの募集と登録の終了、チケットを申し込みするためのID登録開始など目に見えて大会の準備が進んできている。
また、国がすすめているキャッシュレス化の推進など多くの外国人が日本を訪れると思われる2020年に向けての新しい技術やサービスの進捗に関する報道も増えてきた。
JTB は、あと500日と開催が迫る現在、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に対する人々の気持ちや開催時の過ごし方について調査を行った。
調査対象者に、東京2020オリンピック開会式まで500日に迫る中、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催について「楽しみか」「楽しみでないか」を聞いた。
4つの選択肢から選んでもらったところ、全体では「とても楽しみである」が、33.0%、「やや楽しみである」が42.0%で、75%が開催を楽しみにしていることがわかった。
特に29歳以下の学生は「とても楽しみである」が 38.7%となり、どの年代よりも高くなった。
出典:JTB
関心のある競技、水泳、陸上、体操がトップ3
また、オリンピック、パラリンピックで関心がある競技は何かそれぞれ 4 つずつ選んでもらったところ、オリンピックの競技で30%を超えたのは、水泳(43.0%)、陸上競技・マラソン(37.3%)、体操・新体操(33.6%)で、パラリンピック競技では、車いすテニス(42.6%)、車いすバスケットボール(34.2%)となった。
出典:JTB
伝えたいこと、治安の良さ、伝統文化、食事
さらに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を通じて海外へ伝えたいこと、開催後にレガシーとして伝えていきたい事を聞いたところ、海外に伝えたい事では、「治安の良さ」が41.2%、「日本の伝統文化や伝統技術の素晴らしさ」40.4%、「日本で体験する食事」が40.1%となった。
同調査は、インターネットアンケート調査で2019年2月14日~2月15日に、全国エリア(47都道府県)に住む18歳~79歳までの日本人男女 2,070名を対象として行われた。
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