東京クリエイティブ株式会社が「日本旅行で訪れてみたい都道府県とその際に活用するSNS」についての調査を行い、その結果が発表された。調査対象は欧米豪とアジアなどからの訪日経験者1,006人で、調査期間は2023年3月24日から30日までであった。
結果、最も訪れたいと答えた都道府県は北海道で、全体の約80%が選択した。2位は沖縄で、北海道と比べ約10%の差があった。観光地として有名な都市がランクインする中で、青森が6位に選ばれたのが特徴的で、その理由としては、「りんご」や「ねぶた祭り」、「馬肉」を挙げる人が多かった。(出典:東京クリエイティブ株式会社)
旅行計画時に利用するSNSについては、約70%が「YouTube」を選び、2位の「Instagram」と50%以上の差をつけて圧倒的1位となった。情報量が多いため、その土地の魅力を正しく理解するのに最適との意見が多かった。(出典:東京クリエイティブ株式会社)
以上の結果は、日本の観光地への外国人の関心や情報収集傾向を示しており、自治体や企業のマーケティング戦略に有用な示唆を提供するだろう。