手間いらず株式会社が提供する、複数のオンライン宿泊予約サイトを一元管理できる『TEMAIRAZU』シリーズは、株式会社イー・ビジネスが提供する、WeChatミニプログラムを活用した訪日中国人向け接客・集客サービス『QRHOTEL』とシステム連携を開始した。
『QRHOTEL』は訪日中国人にフォーカスした、宿泊事業者向け接客・集客サービスであり、中国最大のSNSであるWeChatのプラットフォーム上で提供されている、日本初のSaaSソリューション。
2019年11月に正式版の提供を開始し、「周辺スポット案内」「おかえり案内」「日中音声通訳」などのホテルコンシェルジュ機能や、宿泊予約・館内ECなどの機能を備えている。エンドユーザはQRコードを読み込むだけで利用でき、ダウンロードやユーザ登録は不要。WeChat Payとの連動や、ソーシャル拡散など、SNSを活用した販促経路の拡大を支援する。
日本政府観光局 (JNTO) の発表によれば、2019年の中国からの訪日客数は、訪日客全体の約3割を占めている。
今回のシステム連携により、宿泊施設はTEMAIRAZUと『QRHOTEL』を併用することで、『QRHOTEL』を通じて訪日中国人へ客室を直接販売することができ、稼働率の向上と売上増加への貢献が期待できる。エンドユーザである中国人訪日客にとっても、使い慣れたWeChatプラットフォーム上から『QRHOTEL』サービスを通じて客室を予約でき、支払いもWeChat Pay(電子決済)で済ますことができるため、利便性が高く、中国でのライフスタイルのまま日本旅行を楽しめるという。
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