ホテル業界では、コロナ後の人手不足に対策を講じる間もなく、旅行者が急速に押し寄せている。特にインバウンド需要の回復は顕著で、2024年の訪日外国人の数は2019年を上回っている。回復が遅いとされていた中国からのインバウンドについても、今年4月から7月までの入国者数は、2019年の同時期に比べて大幅に増加しているという。
そこで、株式会社キュリネスの連載企画第四弾となる今回は、ホテル現場の負担軽減ができる、中華圏の行動習慣に合わせた旅ナカセルフ予約サービス「環日遊」を紹介していきたい。「環日遊」とは、日本を周遊するといった意味を持つ。
旅ナカのセルフ予約サービス「環日遊」
「環日遊」シリーズは、ホテルフロントへの問い合わせが多い配車・食事・チケットを中心に、旅行者自身で予約を完結できる中華圏旅行者向けのサービスだ。専用のQRコードをスキャンすることで、シームレスに予約から決済まで完了する仕組みとなっており、旅行者は手間をかけずにホテル内から簡単に移動や外出先の手配ができる。
「環日遊」は中華圏で利用者が多いSNS「WeChat」※と連動しているため利用率が高く、中華圏旅行者にとって使いやすい設計となっている点も大きな強みだ。
※WeChat…全世界で13億人以上の利用者を持つ中国発のコミュニケーションアプリ。
ホテルにとっては、中華圏の旅行者に専用QRコードを案内するだけでよいためか、問い合わせ対応が減少し業務負担の軽減につながる。人手不足の中でも、宿泊施設は中華圏の訪日観光客の豊かな旅行体験をサポートできる。
セルフハイヤー予約サービス「環日行」
中華圏の旅行者が中国語専属オペレーターにチャット機能を通じて希望日や貸切などの要望を伝えて、予約日にハイヤーが宿泊施設へ到着する。なお、運送業許可を取得済みの運送会社と連携、また中国語を話せる運転手が出迎え、緊急時も安心な保守サービスにも加入している。
セルフグルメ予約サービス「環日食」
中華圏の旅行者が自分自身でお店を選んで予約が可能。関東・関西を中心に200件以上のバラエティー豊かなレストランから選べる。今後レストランは全国に増やしていく予定だ。
さらに今まではホテルフロント経由でレストラン予約を行い、予約後の無断キャンセルが発生した際には、キャンセル料はホテル側での負担が生じていたが、このサービスによりホテル側のリスクがなくなる。
現在は中華圏の旅行者が多い京王プラザ新宿を中心に、東京・関西のホテルに導入しており、最近では、新規施設からのお問い合わせも増えているという。
利用イメージ
■セルフハイヤー予約サービス「環日行」
■セルフグルメ予約サービス「環日食」
「環日遊」に関して
初期・月額費用は一切不要、無料で導入が可能だ。導入後、専用QRコードの発行、掲示物が案内される。
※QRコードの商標はデンソーウェーブの登録商標です。
導入検討の相談については、以下よりお気軽に問い合わせいただきたい。
お問い合せはこちらから。
▶QRHOTELサイトページ:https://www.qriness.co.jp/qrseries.html
下記からも直接問い合わせ可能だ。
・電話:03-6809-3235
・メールアドレス:service@qriness.co.jp
【株式会社キュリネスの概要】
「インバウンド接客現場の課題解決」「訪日外国人旅行者の体験価値向上」「導入事業者の収益向上」をミッションとし、宿泊施設・観光・地方創生関連の企業を中心に「QRコンシェルジュシリーズ」などインバウンドサービス支援に特化した事業を展開している。
ホームページ:https://www.qriness.co.jp
社名:株式会社キュリネス
所在地:東京都港区虎ノ門 1丁目 17番 1号虎ノ門ヒルズビジネスタワー5階
代表取締役:花 東江(カ トウコウ)