triplaとJR東日本グループは、2019年10月1日(火)より2019年12月31日(火)まで、共同で新たに実証実験を行い、成田エクスプレスと東京モノレールの利用者に多言語AIサービス「triplaチャットボット」を提供する。
訪日外国人観光客数は年々増加傾向にあり、2020年には4,000万人に達すると見込まれている。
鉄道業界では、看板やポスターの多言語表記対応が進められているが、外国人観光客が訪日中に困ることに「コミュニケーション」や「目的地までの公共交通の経路情報の入手」、「公共交通の利用方法(乗り方)、利用料金」などが挙げられており、公共交通機関を利用する難易度は高いと言える。
さらに案内を担当する駅係員の人員数には限界があり、人的リソースの補充以外の方法で、鉄道を利用する外国人観光客の利便性を向上させる必要がある。
同実験の期間中は、ラグビーW杯などの国際的スポーツ大会が日本国内にて開催中で、訪日外国人観光客数の増加が予想される。
成田エクスプレスおよび東京モノレールを利用する外国人観光客は、空港特急車内で初となる「triplaチャットボット」のサービスを通じて、乗り換え方法、駅構内図、宿泊施設までの道のりを多言語で把握することができる。
triplaは、今回行うJR東日本との共同実証実験において、「triplaチャットボット」を用いて成田エクスプレスおよび東京モノレールを利用する外国人観光客の快適な旅をサポートし、顧客満足度の向上に貢献し、JR東日本が抱える課題解決をサポートする。
出典:tripla
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