株式会社エイチ・アイ・エスと鳥取県は、今後も拡大が見込まれる東南アジア地域の訪日観光需要の獲得にむけて、インバウンド観光推進に関する協定を締結した。なお、鳥取県がインバウンド観光推進に関する協定を締結するのは今回が初の事例となる。
東南アジア地域の訪日観光需要の獲得に向け連携
ベトナムから日本行きの訪日旅行需要は年々高まっており、2018年でおよそ39万人訪れており、前年比26%増(出典:日本政府観光局)と、訪日外国人旅行者数の伸びは、群を抜いて高い伸びを示している。
このような環境のもと、H.I.S.と鳥取県は、これまでベトナムからの訪日外国人旅行者を誘致する取り組みとして、双方協力のもと、訪日・鳥取県の魅力を伝えるイベントへの共同出展をはじめ、ベトナムの旅行会社を対象とした鳥取ツアー説明会や、現地視察を実施し、ベトナム発鳥取行きの国際線チャーター便による送客など展開してきた。
今後、ベトナムのみならず、東南アジア及び南アジアから鳥取県へ訪日外国人旅行者の誘客を推進することを図り、鳥取県の観光振興に取り組む。
H.I.S.においても東南アジア・南アジア地域と自治体を繋げる連携協定は初の試みとなり、鳥取県への観光振興に関するり実績と成果を上げたうえで、H.I.S.の訪日に係る関連部署と連携し、他県での展開に繋げ、事業を通じ日本の地域の活性化に力を注ぎたい考え。
【合わせて読みたい】